こんにちは!てるすけです。生涯のうちに必ず行ってみたいと思っている、私が考える7つの絶景スポットをご紹介します。
今回は[その1]、ウユニ塩湖です。
行ってみたいのはここ!
- ウユニ塩湖
- イースター島
- アイスランド セラリャントスフォス
- ナイアガラの滝
- サントリーニ島
- クロアチア プリトヴィツェ
- マダガスカル
ウユニ塩湖とは
ウユニ塩湖は、南米ボリビアに広がる世界最大の塩原です。約1万年前に気候変動により、塩分を含んだ湖の水が蒸発し、塩分が濃縮されてできたそうです。
標高は約3,700mという、富士山の頂上くらいの高地に位置しています。また、南北約100km、東西約150kmにも及び、面積は10,582キロ平方メートルで、岐阜県と同じくらいの広さになります。
塩湖には厚さ10m以上の塩の層があり、その下には塩水(塩分濃度が高い地下水)が広がっています。湖面は非常に平坦で、高低差はわずか50cm以内とされ、世界で最も平らな場所のひとつとされています。
ウユニ塩湖は乾季と雨季で全く異なる景観となります。

乾季の期間
- 5月~11月頃(ボリビアの冬にあたる)
- 降水量がほとんどなく、空気が乾燥している
乾季の地表の特徴
- 硬い塩の大地が広がる
- 塩分が結晶化し、ひび割れた六角形(ハニカム構造)が形成される
- 白い大地がどこまでも続き、地平線がくっきり見える
- 水がほとんどなく、「天空の鏡」は見られない
乾季ならではの魅力
- 車で自由に移動可能(乾燥した地面なのでオフロード走行がしやすい)
- 地平線と青空のコントラストが絶景
- 星空観察に最適(空気が澄んでいて、満天の星が見られる)
ウユニ塩湖の乾季は、「白い大地」「青空とのコントラスト」「六角形の塩の模様」が特徴的。水がないため鏡張りは見られませんが、絶景ドライブや星空観察に最適な季節。

雨季になると、薄い水たまりが形成され、青空や雲がその表面に映し出されるため、「天空の鏡」と呼ばれる美しい景観を作り出します。
雨季の期間
- 12月~4月頃(ボリビアの夏にあたる)
- 雨が降りやすく、気温もやや高め
雨季の地表の特徴
- 薄く水が張り、「天空の鏡」となる
- 雨水が塩の大地の上に薄く溜まり、世界最大の自然の鏡ができる
- 空や雲が地面に映り込み、どこまでも続く幻想的な景色が広がる
- 一部ぬかるむ場所もあり、車での移動が制限される
雨季ならではの魅力
- 「天空の鏡」が見られる唯一のシーズン
- 夕暮れや夜の星空が映り込む絶景が見られる
- 写真撮影スポットとして最適(無風時は特にきれいに映る)
ウユニ塩湖の雨季は、薄く水が張ることで「天空の鏡」となり、幻想的な風景が広がります。一方で、ぬかるみや天候によって移動が制限されることもあるようですが、世界的に有名な絶景が楽しめる季節でもあります。

雨季の夜、「天空の鏡」が生み出す無限の星空
- 雨季(12月~4月)の夜、風がなく水面が静かなとき、湖面が巨大な鏡となり、星空を完全に反射する。
- 地上と空の境界がなくなり、まるで宇宙に浮かんでいるような感覚を味わえる。
- 人間が立つと、星に囲まれているような神秘的な光景になる。
天候と星の見え方
- 風がなく、雲が少ない日が理想的。(波があると鏡効果が弱まる)
- 標高約3,700mの高地にあるため、大気が薄く空気が澄んでいて、星がはっきり見える。
- 光害(人工の明かり)がほぼないため、天の川や流れ星まで鮮明に見える。
逆さの星座が見られる
- ウユニ塩湖は南半球に位置するため、北半球では見られない「南十字星(サザンクロス)」が観察できる。
- 湖面に星空が映ることで、「通常の星空」と「逆さに映った星空」が同時に見え、幻想的な景色になる。

雨季のウユニ塩湖の星空は、湖面が鏡のように星を映し出し、無限に広がる宇宙のような光景を作り出します。大気が澄んでいるため星がくっきり見え、南半球ならではの星座も観察可能。
一度訪れると、一生忘れられない思い出になること間違いないでしょうね。
日本からウユニ塩湖までの距離は遠く簡単には行けないかも知れませんが、是非自分が健康なうちに実現させてみたい旅行のひとつです。
日本からウユニ塩湖までのアクセスガイド【2025年版】
南米ボリビアの絶景「ウユニ塩湖」は、日本からのアクセスが決して簡単とは言えません。しかし、その苦労を乗り越えてでも訪れる価値がある場所です。ここでは、日本からウユニ塩湖までの一般的な行き方を分かりやすく解説します。
1. 日本から南米へのフライト
ウユニ塩湖のあるボリビアへは、直行便がありません。そのため、最低でも2回は乗り継ぎが必要です。
主な経由地と航空会社:
- ルート例1:日本 → アメリカ(ロサンゼルス、ヒューストンなど)→ ボリビア(サンタクルスまたはラパス)
- 航空会社:ANA、JAL、ユナイテッド航空、アメリカン航空など
- ルート例2:日本 → ヨーロッパ(マドリード)→ ボリビア(ラパス)
- 航空会社:イベリア航空、ブリティッシュ・エアウェイズなど
最終的に到着するのはボリビアの主要都市「ラパス」または「サンタクルス」になります。
2. ラパスまたはサンタクルスからウユニへ
方法①:飛行機(おすすめ)
- 航空会社:ボリビアーナ航空(BoA)など
- 所要時間:ラパス → ウユニ 約1時間
- 料金の目安:片道 $100〜$200(日本円で約1万5,000円〜3万円)
方法②:バス(時間はかかるが安い)
- 所要時間:ラパス → ウユニ 約10〜12時間
- 料金の目安:片道 $30〜$50(約5,000〜8,000円)
- 夜行バスも多く、節約派に人気。
3. 日本からウユニまでの費用の目安
項目 | 費用(目安) |
---|---|
日本〜ボリビア 往復航空券 | 約20万〜30万円 |
国内線(ラパス〜ウユニ往復) | 約3万〜4万円 |
宿泊費(中級ホテル) | 1泊 3,000〜8,000円 |
食費・移動費 | 1日あたり 約2,000〜4,000円 |
合計(1週間) | 約30万〜40万円程度 |
4. ベストシーズンと注意点
- 鏡張りの絶景が見られるのは1〜3月の雨季
- ウユニの標高は約3,600m。高山病対策が必要
- 現地では英語が通じにくいため、簡単なスペイン語や翻訳アプリが役立ちます。
まとめ
ウユニ塩湖は、日本から遠く時間もお金もかかりますが、その価値は十分にあります。移動は長距離になりますが、経由地での観光も含めて「南米旅行のハイライト」としてぜひ検討してみてください。