こんにちは!てるすけです。今回は、私が生涯のうちに必ず行ってみたいと思っている、私が考える7つの絶景スポットをご紹介します。
今回はマダガスカル!
行ってみたいのはここ!
- ウユニ塩湖
- イースター島
- アイスランド セラリャントスフォス
- ナイアガラの滝
- サントリーニ島
- クロアチア プリトヴィツェ
- マダガスカル
マダガスカル
マダガスカルってどんなところ?
マダガスカルは、アフリカの東側、インド洋に浮かぶ世界で4番目に大きな島。
なんと、島の生き物の約9割がマダガスカルにしか生息していないと言われています。
そのため「インド洋に浮かぶ進化の実験場」とも呼ばれています。
動物好き、自然好きにとってはまさに夢のような場所ですね!

なぜマダガスカルに行きたいのか?
一番の理由は、マダガスカルでしか見られない不思議な動植物たちに会いたいからです。
特に、リスのような顔立ちをした「キツネザル」、そして巨大な「バオバブの木」は、ずっと実物を見てみたいと思ってきました。バオバブの木なんて漫画の世界から飛び出てきたようなルックスですもんね。
バオバブが夕陽に照らされる光景は、写真で見ても圧倒される美しさ。
この目でその幻想的な世界を確かめたいですね。
また、観光地化が進みすぎていないため、素朴な自然や地元の人たちの暮らしを感じられるのも魅力のひとつ。
忙しい日常から離れ、ゆっくりと流れる時間を堪能してみたいです。
マダガスカルで絶対に訪れたい場所
マダガスカルは広いので、見どころもたくさんあります。
中でも、特に行きたい場所をいくつか挙げてみました!
バオバブ並木道
マダガスカルと言えばここ!と言われるほど有名なスポット。
地面から空に向かってまっすぐ伸びるバオバブの巨木たちが並び、まるで別世界に迷い込んだかのような風景が広がります。特に夕方、夕陽に照らされるバオバブは息をのむほど美しく、一生忘れられない景色になりそうです。
マダガスカル西部、ムルンダバ近郊に広がる「バオバブの並木道」は、まるで異世界に迷い込んだかのような幻想的な風景が広がる場所です。全長約260メートルの未舗装道路の両側にバオバブが20〜25本並び、その高さは約30メートルにも達します。
これらのバオバブは、かつてこの地を覆っていた熱帯林の名残であり、地元では「森の母」と呼ばれ、神聖な存在とされています。森林伐採が進む中でも、食料や建材としての価値から伐採を免れ、現在の姿をとどめています。
特におすすめの時間帯は夕暮れ時。夕日に照らされてシルエットとなったバオバブの姿は格別に美しく、多くの旅行者がこの瞬間を求めて訪れます。また、近隣には「バオバブ・アムルー」と呼ばれる、絡み合うように成長した2本のバオバブもあり、恋人たちの伝説が語り継がれています。
アクセスはムルンダバから車で約15km。道路は未舗装のため、4WD車の利用が推奨されます。入場料はなく、24時間自由に訪れることができますが、現地の人々の生活道路でもあるため、マナーを守って観光しましょう。
バオバブの並木道は、マダガスカルの自然と文化の融合を感じられる、唯一無二の絶景スポットです。

アンダジブ・マンタディア国立公園
マダガスカル東部のアンダジブ・マンタディア国立公園は、首都アンタナナリボから車で約3時間の距離に位置する、手つかずの熱帯雨林が広がる自然保護区です。総面積155平方キロメートルのこの公園は、アナラマゾアトラ特別保護区とマンタディア国立公園の2つのエリアから構成されており、特にインドリ(Indri)と呼ばれるマダガスカル最大のキツネザルの生息地として知られています 。

この公園は、14種のキツネザル、100種以上の鳥類、50種の爬虫類、80種以上の両生類など、多様な生物が生息する生物多様性の宝庫です。特に、世界最大のカメレオンであるパーソンズカメレオンや、鮮やかな色彩のマダガスカルゴールデンフロッグなど、珍しい動植物を観察することができます 。

公園内では、1時間から6時間程度のハイキングコースが整備されており、地元ガイドの案内のもと、昼間のキツネザル観察や、夜間のナイトサファリでカメレオンや夜行性の動物たちを探す体験が人気です。特に10月から11月にかけては、雨季の終わりにあたり、多くの動物たちが活発に活動する時期としておすすめです 。
アンダジブ・マンタディア国立公園は、マダガスカルの豊かな自然と固有種の魅力を存分に感じられる場所であり、自然愛好家やエコツーリズムを楽しみたい旅行者にとって、外せない目的地と言えるでしょう。
イファティのビーチ
マダガスカル南西部に位置するイファティのビーチは、透き通るようなインド洋の青と白砂のコントラストが美しい、まさに秘境のリゾートです。観光地としての開発が比較的控えめなため、手つかずの自然と素朴な漁村の雰囲気が色濃く残っており、静かで落ち着いた旅を求める人にぴったりの場所です。
ビーチ周辺では、伝統的な帆船「ピローク」に乗ってのクルージングや、珊瑚礁でのシュノーケリングが人気。特に、トゥリアラからイファティまでのドライブは、美しいバオバブの木々を眺めながらの絶景ルートです。また、近くにはスパイニーフォレスト(乾燥多肉植物の森)もあり、マダガスカル固有の動植物を観察することもできます。
のんびりとした時間が流れるイファティのビーチは、日常の喧騒を忘れ、自分を取り戻すのに最適な場所。マダガスカルを訪れるなら、ぜひ足を延ばしてほしいスポットです。
マダガスカル旅行の注意点!
マダガスカル旅行は、日本からの直行便がないため、ヨーロッパやアフリカ諸国経由でのアクセスになります。
そのため移動時間が長く、事前にしっかりと旅程を立てる必要があります。
まず、インフラ整備が十分でないため、道路事情は非常に悪く、移動には時間がかかります。国内移動は飛行機か4WD車の利用が基本で、天候による遅延やキャンセルも想定しておきましょう。
治安については、都市部ではスリやひったくりに注意が必要です。夜間の外出は避け、貴重品は持ち歩かないようにしましょう。言語はマダガスカル語とフランス語が主流で、英語はあまり通じませんが、簡単なフレーズを覚えておくと便利です。
また、衛生面には十分な注意が必要です。水道水は飲まず、ミネラルウォーターを利用しましょう。蚊が媒介する感染症(マラリアやデング熱)にも警戒が必要で、虫除け対策や予防薬の服用がおすすめです。食事も衛生状態の良いレストランを選ぶと安心です。
マラリアを媒介するハマダラカは夕方から朝方にかけて活動するため、長袖・長ズボンを着用し、虫よけスプレーやローションで肌を守りましょう。
特にDEET(ディート)配合の海外製品は高濃度で効果が持続しやすいですが、濃度に応じてこまめな塗り直しが必要です。
また、予防薬の服用も重要です。国内で処方されるマラロンやメファキンなどがありますが、適切な薬は体調や滞在内容によって異なるため、渡航前に専門医に相談しましょう。なお、予防薬を服用していても感染の可能性はゼロではないため、旅行中や帰国後に発熱や倦怠感があれば、早めに医療機関を受診してください
詳細な情報へのリンク(外部サイト)➡厚生労働省検疫所(FORTH)
自然豊かなマダガスカルですが、安全と快適な旅のためには、事前の情報収集と慎重な準備が欠かせません。
ベストシーズンは?
マダガスカルのベストシーズンは、乾季にあたる5月~10月ごろ。
この時期は雨が少なく、気候も安定していて観光に最適です。
特に7月~9月にかけては、涼しく快適な気候で、自然観察にもぴったり。
訪れるならこの時期を狙いたいと思っています!
まとめ
マダガスカルは、手つかずの自然と、ここでしか見られない動植物たちが息づく奇跡の島。
テレビや写真で見るたびに、いつか自分でこの大地を歩きたい、そう強く思うようになりました。
少し遠くて、アクセスも簡単ではない場所だけど、だからこそ得られる感動も大きいはず。
バオバブの並木道を歩き、森の中でキツネザルの鳴き声を聞き、真っ青な海に心を解き放つ、そんな体験を、ぜひ実現したいです。
自然が好きな方、まだ見ぬ世界に憧れる方には、きっとたまらない旅になると思います!
マダガスカル